近年、全国的にも自然災害が多く発生しており、メディア等でも地震対策のテーマが多く特集されていますが、管理会社からの提案も無いため、私たちが住むマンションで有効と思われる具体的な防災対策がわかりません。
居住者が高齢化を迎えているにもかかわらず、コミュニケーションが不足していると感じており、有事の際に居住者同士で助け合っていくためには、今後ますますコミュニティ意識を高める取り組みが必要と考えています。
コミュニティ意識の向上と活性化を含めた防災対策を行いたいと考えていますが、どのような取り組みができるのでしょうか?
マンションに住まれる方々の中には、居住者間の付き合いを避ける方も多く、特に大型のマンションでは居住者間のコミュニケーション不足に陥る傾向があります。
居住者の多くが高齢化を迎えようとする中、コミュニティ意識が低いマンションでは、万一の災害時に自助・共助・公助の連携が有効に機能するとは考えられません。
これらお悩みのポイントをしっかりと把握した上で、防災意識とコミュニティ意識を高める手段を検討することが必要です。
マンションに居住する方々の年齢や家族構成を把握する意味でも、居住者名簿のメンテナンスを計画的に行う必要があると思われます。その際、居住者のコミュニティや防災に関する意識調査を同時に行うと、より詳細な現状把握が可能となります。
1.で現状把握するとともに居住者に対して、管理組合が取り組んでいる姿勢を根気よく広報し続けていくことで、居住者の意識も少しずつ向上できると思われます。 必要に応じて意見交換会等を開催することも効果が見込めますので、管理会社とも進め方等について相談することをお勧めします。
手引書の配布
当社オリジナルの防災の手引書を作成。理事長ファイルに同梱してお渡し。ご要望に応じて防災計画書の作成もお手伝いいたします。
2.で居住者への啓蒙活動を行いながら、時期を考慮してイベントの実施を計画します。予算措置も重要な要素ですから、管理会社にも相談することをお勧めします。
費用はもとより、世代を超えた多くの居住者が参加できるイベントを計画することが重要です。当社では、管理組合様との協議により、体験型防災イベントの実施計画をご提案し採用いただきました。
実践的な防災訓練のご提案
グループ会社と連携し、災害を「我が事」として体験できる、実践的な防災訓練の企画運営をお手伝いいたします。
豊富な防災備品のご提案
非常食から災害用トイレキットまで、万一の際に役立つ防災用品をご提案。
当マンションでは、世代を超えた多くの方々が参加し、見て・触れて・楽しみながら学ぶイベントが催されたことにより、防災に関する知識の向上や備えに関する危機意識が高まり、管理組合独自の防災計画を策定することになったことに加え、居住者間の挨拶が増えるなど、コミュニケーションの重要性に気付くきっかけとなりました。