現在より未来を見据える仕事。
この先ずっと、愛される建物であるために。
金子 直矢 Naoya Kaneko
2005年入社
改修の必要性をご理解いただき、
「やってよかった」と言われることが一番うれしい。
もともと建築の勉強をしていたのですが、今ある建物をどうやってバリューアップさせていくのかという、建物維持や管理をするストックビジネスに興味を持つようになり入社しました。建物は10〜15年経つと必ず改修工事が必要になります。そこで技術職の私たちが、改修時期の一年前くらいから建物の状況や劣化の診断を行い、その結果をマンション管理組合の方々やお客様に説明し、改修工事に向けてひとつひとつ合意を取りながら進めていくのですが、ここで大切なのは、すべてのお客様が納得いく工事ができるようにすること。そのために、建物の劣化状況などを数値やグラフで見える化するなど、どんな人にもわかりやすい説明になるよう心がけています。私たちの提案の結果、お客様に「やらないとね」という意識を持っていただくことが重要で、結果的に、お客様の方から「やってよかった」と言っていただける時が一番うれしい時ですね。
同じ仕事はひとつもない。
常に自問しつづける姿勢が求められる。
印象に残っている仕事のひとつに、大規模タワー型マンションの改修工事があります。実はここ2、3年、タワー型マンションは改修工事が必要な時期に入っており、その先駆けとなったプロジェクトでした。これまでにない規模と、高層の建物をどう改修していくのか。当時は当社にもまだ前例が少なく、過去の一般的なマンションの改修工事の経験だけでは難しいプロジェクトでした。その分、お客様とも様々な合意形成の仕方を学べ、これからの未来のためにとても役に立つ経験になりましたね。この工事に限らず、私たちの仕事はひとつの工事が終わっても、もっといい方法があったのではないかと自問し、次の工事へとつなげていくことの繰り返し。他の案件の事例や情報は共有していますが、結局は自分が経験してみないとわからないこともあり、正解がわからない状況の中で、まずは自分で試しベストな選択を見つけていく。そんな姿勢が常日頃から求められると思います。
三菱地所グループの一員として、
様々な人とのつながりや人間力が構築できる。
当社の魅力は、三菱地所グループとして様々なつながりを持てること。系列会社同士の研修や交流もあるのでヨコのつながりが生まれ、知識の共有や情報交換などが行えます。また、仕事内容においても、技術職だからといって技術だけを提供しているわけではなく、もっと総合的なスキルが求められます。ここでは、技術があるのは当然で、それをどのようにお客様にわかりやすく伝えるかやプロジェクトを問題なく進めるためのコミュニケーションスキルも必要で、お客様と信頼関係を築いていく中で自然と"人間力"が身についていくような環境です。さらに、最近は「働き方改革」に取り組んでおり、時差出勤やテレワーク制度などの新しい制度を多くの社員が活用しています。私自身、働き方改革委員会のリーダーなので、これらの制度を率先して活用しようと思っており、今後、ますます働きやすい環境が広がっていくと感じています。
キャリアパス
相関図
私の休日
アウトドアが好きなので、家族や友人たちとキャンプに出かけることが多いです。どこか固定の場所に行くというより、いろいろな場所に行きます。山の中でテントを張って過ごす時間は、日常を忘れてリラックスできる貴重な時間になっています。
〜共に働いていく〜
齋藤 ゆうな Yuna Saito
2012年入社
部下からも話しかけやすい、気さくで親しみやすい上司といった感じです。いつもポジティブで、グループ内の雰囲気づくりを大切にされていますね。私がこの部署に来たばかりの時もよく声をかけてくれて、安心させてくれたことを覚えています。決して上司として上から発言するのではなく、部下の立場に立って「自分だったらこうする」や「自分はこうした」などあたたかくアドバイスしていただけるので、部下の私たちは安心して仕事ができます。