地球環境 環境負荷低減に尽力し続ける

sustainable goals

脱炭素社会の実現をめざし2030年までにCO2排出量を50%(2019年比)削減します

  • 事務所使用電気のCO2排出量の削減率

    50%

  • ペーパーレス化・紙削減率

    70%

  • マンション共用部・ビル専有部共用部LED化率

    100%

取り組み内容

  • 環境に配慮した各種修繕工事への取り組み
  • 環境に配慮した専有部向けの取り組み
  • マンション再生コーディネート

01

環境に配慮した各種修繕工事への取り組み

マンション共用部給水管更新工事に仮設レンタル配管利用

マンション共用部の給水管更新工事に利用する仮設給水管について、レンタル配管を採用する取り組みをスタートしております。これまで仮設配管は、新品の塩化ビニール管を使用し短期利用により製品耐用年数を全うすることなく産業廃棄物として処分していましたが、仮設給水レンタル配管を利用することで3R(Reduce、Reuse、Recycle)の強化を図り、産業廃棄物の削減と原材料の有効利用が実現し、循環型の持続可能な業務運営に貢献しています。

大規模修繕工事現場へ「再生可能エネルギー電力」の供給

当社にて工事コンサルタント業務を受託し、工事監理をおこなうマンション・ビルの大規模修繕工事における工事用仮設電力は、再生可能エネルギー由来の電力(再エネ価値を証書化した「トラッキング付非化石証書」を付加した電力)を積極的に使用していきます。

※CO2排出量の少ない非化石エネルギー源から発電された電気は、電気としての価値のほか環境配慮の価値があり、このうち環境配慮の価値を証書化したものが「非化石証書」と呼ばれます。

大規模修繕工事の「お知らせ」電子化

従来のマンションの大規模修繕工事では、紙の掲示やポスティングなどの方法で工事に関するお知らせやお願い事項等の告知が行われており、約50,000枚超(6ヶ月工期200戸想定)の紙が使用されておりました。
そこで当社ではマンションの修繕工事に電子掲示板を導入し、業務の効率化とスマホを併用したペーパーレス化への取り組みを開始しました。
居住者は電子掲示板やスマートフォンやパソコンから、いつでもどこでも情報を確認できるため、住民の利便性も向上し、施工会社も本システムを活用することにより、リアルタイムに伝えたい情報を発信することが可能となり、業務の効率化とペーパーレス促進に取り組んでいます。

新ECOハイガード工法の積極的採用

当社にて工事コンサルタント業務を受託し、工事監理をおこなう主にマンションの大規模修繕工事における外壁塗装工事は、通常3回塗りで仕上げるところを、2回塗りで仕上げることが可能な当社専用塗料を使用したオリジナル工法である「ECOハイガード工法」を提案してきました。
この度、一般汎用塗料を用いた通常の3回塗り工法に関しても、環境に配慮した塗装材を採用した"新ECOハイガード工法"として積極的に提案していきます。また、採用の塗装材は、一般外壁塗装工法に比べ平均規模のマンションで1工事当り約3tのCO2削減効果があります。さらに通常よりも塗布量が少なく高い耐久性を発揮できるため、廃缶量の削減にも貢献しています。

環境に優しい素材を採用 Co2排出量30%削減

02

環境に配慮した専有部向けの取り組み

  • Point 1

    給湯設備の高効率化

  • Point 2

    窓(開口部)の断熱化

  • Point 3

    照明器具の高効率化

マンション専有部の省エネリフォーム

マンション専有部分向けの取り組みでは、家庭におけるエネルギー消費量や温室効果ガス排出量を更に削減していく取り組みとして、住宅の断熱性向上や節湯・節水などの効果が期待できる《マンションの省エネリフォーム》を積極的に提案し、環境負荷の低減に寄与するほか、光熱費の削減や室内環境の改善に貢献します。

30年度までに1975tのCO2削減

スギの木約14,000本に相当

03

マンション再生コーディネート

マンションの将来と再生の検討を始める管理組合をサポートする新サービス

高経年マンションは増え続ける一方、合意形成などマンション特有の難しさもあり「建物の将来をどのようにしていくか」という検討は、管理組合の中でも議論が先送りとなることが多く、なかなか前に進まないのが現状です。
そこで当社では、建物の将来について検討を始める高経年マンションを対象に「マンション再生コーディネート業務」を開始しております。
本サービスでは、準備段階として、勉強会とアンケートによる意向調査を通じ、まずは管理組合全体で建物の将来を考える“きっかけ”をつくります。管理組合として検討する土台ができたら、次に検討段階として、マンションの再生における「改修」「建替え」「敷地売却」の各手法を客観的に比較し、議論の促進と合意形成の支援を行います。
本サービスを通じて高経年マンションの社会課題解決に向き合い、持続可能なまちづくりを推進しています。

KPI / 地球環境

KPIの数値目標一覧
項目 数値目標 目標年 累計CO2削減量 30年度 25年度 23年度
事務所使用電気のCO2排出量の削減率 19年度対比50%削減 30年度 465t 465t 566t 607t
ペーパーレス化・紙削減率 19年度対比30%削減 30年度 136t 70% 82% 87%
マンション共用部、ビル専有部・共用部照明LED化工事 100% 30年度 11,340t 100% 70% 60%
新ECOハイガード工法(外壁塗装) 19年度からの累計1,000件 30年度 2,325t 1,000件 200件
マンション専有部省エネリフォーム① LED照明器具取替 ② 内窓取付工事 19年度からの累計10,000件 30年度 430t 10,000件 4,500件 2,400件
マンション専有部高効率給湯器設置 19年度からの累計10,000件 30年度 1,545t 10,000件 4,500件 2,900件
EV用充電器設置 累計200件 30年度 200件 120件 104件